1/末に〝クソ株が！って投稿し、配当良くなったのでもう少し持ってるか〟と、言っていたけど、3/末を待たずして全て売却、バッチリ利益出して良かった。 で、ここにきてまた仕入れちゃった。リオンよ頼むぜ！！

それに引き換え、日本って通販でも売れますし、家電量販店でも売れますし、そうしたチャネルが数量的には主流かも。シャープとかオンキョーとか、更には海外メーカーも交えた価格競争ですから、利益を出すのって難しそうです。

日本ですと、補聴器販売って資格とかあんまり関係ないようですが、ヨーロッパなんかは、それこそ大学院レベルの教育を受けた様な販売員が売ってますね。一種の医療器具と見做されてますから、薬剤師並の専門教育ってのが求められるのかも。世界の大手の補聴器メーカーって、チャネルを抑えてます。おかげで、日本メーカーとかおいそれとは参入できません。それと、医療保険の対象だったりして、個人負担が抑えられますから、欧州の補聴器の普及率って高いですね。

補聴器って製造の量産効果ってのはほとんど無いかも。小規模でも生存できるでしょうが、問題は開発費ですね。 なにせ、本格的な補聴器って、価格が両耳で40万円～80万円程度では。耳型をとって、それを三次元スキャンし、そのデータを三次元CADで処理し、部品配置などを最適化し、三次元プリンターを使って制作ですね。ひとつづつ作り上げていきますが、量産性は低そうです。

厳しい市場ですね。ここの補聴器の営業利益率は10％を超え12～13％程度はありそうですね。ここの数十倍の規模のスイスのフォナックの営業利益率は18％程度です。

脅威？ そんなのって有るの？

パナソニック補聴器決算 年　　　2023　　　　　2022　　　　　2021 純利益-3億1900万-2億2000万-3億4281万 株主資本-18億4100万-15億2200万-13億203万 総負債24億6800万20億8400万19億6601万 利益余剰金-19億2000万-16億100万-13億8103万 儲かってはいませんね。 ところでASMOLAは昨年年末のComing soonから半年経過音沙汰なし。どうなったんでしょうか？

それって、期待できないのでは・・・？ 脅威への対策に、ライバルと手を組むしかないって、追い詰められているのでは。

補聴器の世界市場規模って約1兆5千億ほどの様ですね。大手5社が9割を占める寡占市場を形成し、その中でリオンのシェアって、精々0.6％ってとこでしょうか。トップのスイスのフォナックなんて売上5千億円でリオンの50倍くらいあります。よくぞ、こんなマイナーな補聴器メーカーが生き残れてるって不思議なもんですね。それもシブトクね。 ところで、この補聴器の市場ですが、大きく動きそうですね。新規参入が積極化し、業界地図が大きく変わってしまうかも。 ライバルであるパナとの共同開発ってのは、新しい競争環境への対応として期待しても良さそうですね。

ここって、環境機器、半導体関係の塵埃計測器の海外売上って、24/3期にはちょうど5割なんですよね。円安の恩恵が期待できそうですね。